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The Lens Design of smc PENTAX FA*200mmF4.0MACRO ED[IF]


 smc PENTAX FA*200mmF4.0MACRO ED[IF]は、FA35/2ALの設計でお馴染みの泉水隆之氏設計の特開2001−21798の 実施例5がこのレンズ設計値と推定される。(泉水氏は最近の検索でニコンから特許が出ており、残念なことに ニコンに移られたようである。氏の設計した銘玉が多かっただけに惜しまれる。きっとニッコールの描写が 変わることでしょう)
 本レンズの特徴はフローティング方式採用した設計がなされており、等倍撮影まで高性能な像を結ぶ単焦点 マクロレンズで、撮影距離により9・14・17群目の位置が変化して焦点を合わせる方式になっている。 この機構により撮影距離によって実際の焦点距離は変化してしまうが、各撮影距離で画質が最高になるように設 計されている。
 また、高画質を実現するために、高価なガラス材が惜しげもなく使われている。2枚目と3枚目にEDレンズ が用いられ、6枚目に高屈折率低分散ガラス、9枚目に異常低分散ガラスが使われている。このため、値段が 税込み定価241500円と非常に高価なレンズであった。非常に残念なことに多分売れなかったとみえて20 05年製造中止になり、5年余りで市場から消えてしまった比較的寿命の短いレンズとなってしまった。
 レンズデータとしては無限遠時、1/2倍時および最短撮影距離(等倍時)を載せた。


Fig.1 レンズ構成図(上段が無限大時,中段が1/2倍撮影時,下段が等倍撮影時)

Fig.2 スポットダイヤグラム(開放F値、上段が無限大時,中段が1/2倍撮影時,下段が等倍撮影時)四角の1辺幅200μmである。



Fig.3 コマ収差(上段が無限大時,中段が1/2倍撮影時,下段が等倍撮影時)



Fig.4a 非点収差と像面湾曲収差(無限大時)

Fig.4b 非点収差と像面湾曲収差(1/2倍撮影時)

Fig.4c 非点収差と像面湾曲収差(等倍撮影時)



Fig.5 像面歪曲収差(左図が無限大時,中図が1/2倍撮影時,右図が等倍撮影時)
さすがマクロレンズだけのことはあり像面歪曲収差は極めて小さい