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The Lens Design of Super TAKUMAR 300mmF4.0

 Super TAKUMAR 300mmF4.0はスーパータクマー時代の望遠レンズとして1965年に発売されたレンズである。 このレンズの特許は、恐らく小林氏のUS33502394(1970,JPでは1965出願)のものと推定される。この光学系は、Super-Multi-Coated TAKUMAR 300mmF4.0 にも引き継がれた光学系である。Kマウントに変更された時のラインナップでは、さすがにこの設計は古いことから、新設計レンズへと変更されている。 このデータを使ってOpTalixLTで計算した結果を示します。

Fig.1 レンズ構成図

Fig.2a スポットダイヤグラム
この時代は異常分散ガラスが未だないので、色収差はかなり大きい。そのため、このレンズも2色色消しのようである。

Fig.2b スポットダイヤグラム
このレンズを繰り出して(繰り出し量約0.6mm)、赤の655nmにて最適化するとご覧の通り鋭い像を結ぶ。

Fig.3 コマ収差
赤のピント面のずれが大きいのが一目瞭然だろう。

Fig.4 非点収差と像面湾曲図

Fig.5 像面歪曲収差図
像面歪曲が小さいのがこのレンズの特徴だろう